2011 年のひとりごと


[01/06] HTMLのデザインは大変

ふと気がつくと新年のあいさつがまだでした。
いまさらですが明けましておめでとうございます。

さて、しばらく前の話ですが、一部の筋で話題になっていたことがあります。
それは「divタグが多用されている経済産業省のページのdivタグを可視化してみた」という、はてなダイアリーの記事。

この経産省 Web ページは今から 7 年ほど前に作られたもので、どうやら Dreamweaver なる Web ページ作成ツール (すみません、私よく知らないんです) を使って作られているようです。
で、その結果がこんなことになっているわけです。

基本的に、そういうツールは、ある程度 HTML をわかっている人が補助として使うもので、まったくわからない人が使うべきものじゃないと思うのですよね。
2000 年頃の話ですが、やっぱりそんな人がいて、「テーブルを修正しようと思ったがうまくできない、ちょっと見てくれないか」と言われたことがあります。
で、ソースを見てみると、「テーブルの中にテーブル」というのが何か所も&何階層にもわたって存在してました orz
というわけで、これは一から作り直すのが最善と答え、修正作業そのものは放棄しました (笑)。 ちなみにこの人はホームページビルダーを使って作ったそうです。

そんな私は、HTML はテキストエディターで手入力してます。
だから技術的に高度なものは作れませんが、そのかわり HTML 構造は簡潔になっています。

・・・と言いたいところなんですが、昔作ったページとか見てみると、「なんじゃこりゃ」と言いたくなるものがかなりあります (笑)。
CSS の存在は知っていても「そんなのプロの人が使うもので、素人が気にすることじゃないよね」と思っていた頃が、私にもありまして・・・
で、CSS を使うようになってからも、今見ると「なんでわざわざこんな変な使い方を・・・」と思うものがときどきあったりします。

Gran-Fénix.com のコンテンツには、そんな新旧のスタイル観が混在しています (^^;)
コンテンツによって見た目やソース構造が全然違ってたりしますが、大目に見てやってくださいませ。
昔のコンテンツも、余力があればスタイル修正をしてみたいなと思ってますが・・・どうかなぁ・・・

そうそう、最初にあげた経産省の Web ページですが、
同省の名誉のために申し上げておきますと、2011 年 1 月 6 日現在、ソース構造が大幅に修正されています。件のはてなダイアリーの一件が原因かどうかは定かではありません。
ただ、残された div タグも、本来なら p タグにするべきではないかなと思うものが大半ですが・・・

[02/24] 久々にアクセス解析をしてみたら

Gran-Fénix.com にはアクセス解析機能がついているのですが、普段あまり見ていませんでした。
というわけで、久々にちょっと覗いてみました。

まずはブラウザー別アクセス。上位 5 件を見ると
 Internet Explorer 8.0 ... 53.9 %
 Internet Explorer 7.0 ... 13.7 %
 Safari ... 10.1 %
 Firefox3.6.13 ... 7.7 %
 Internet Explorer 6.0 ... 7.3 %
IE6 はもうそろそろ無視してもいいかなー。7 は・・・どうかな。

あとはページ別。不動のトップは「スペイン語の玄関」。同コーナーのトップページがページビュー総数の約 1 割を占めていました。
意外だったのは、ページ別 2 位がなんと「文字を探せ!」だったということ。といっても全体の 3% 程度ですが、リドルより上に来るとは予想外。
隠れた強化コンテンツ候補なのかな?

検索キーワード別では「スペイン語」が全体の 4 割近くを占めていました。この他「スペイン語 **」の形の検索語をあわせると半分を超えています。
リドル関連の検索キーワードもぽつぽつと見られました。
少数派としては「ニャンちゅう tikitiklip」なんていうのも。ティキティクリップのファンがいてうれしいです。

「スペイン語の玄関」強化策かー・・・思い浮かばないなぁ。とりあえずは「スペイン語のジョーク集」の更新頻度を上げることを目標に。

[06/13] リドル制作者のひとりごと

先日、リドル最新作として「ナオのリドル 10題 - Vol.10」(日本語版) と「Nao's sticky riddles - vol.03」(英語版) をリリースしました。
英語版については、『ESCAPE GAMES 24』で Vol.03 だけでなくそれまで未紹介だった Vol.01 と Vol.02 も一緒に紹介されました。

さて、この ESCAPE GAMES 24 のスレッド (英語版 Vol.01 のもの) に、オランダの女性からこんなコメントが。

Liked it that there where only 10 levels. Now you can still finish the game in one evening.

そうなんです、海外のリドルでは数十問という例も珍しくないんです。
海外のリドルは私もやってみたことがありますが、ホント途中で心が折れます (苦笑)。
苦行志向の方であればともかく、一般向けとしてはやっぱり 10 問がちょうどいいのでしょうね。

ちなみに、タイトルに「10 題」と銘打ってある以上、問題は毎回 10 問だけで、おまけ問題の類は作らないことにしてます。
といいつつも作品によっては最終問題が 2 段階構成だったり、日本語版 Vol.09 では最終問題が 2 通りあったりと、あまり厳密に守られているポリシーでもないですが (笑)。

さて、このオランダ人女性からは、他の海外製英語リドルとの比較でこんな一言も。

Most times they are too hard for me (because i don't know enough English).
That's why i like Nao game. Because he's Japanese, he don't use English word riddles.

ちなみにこれに対しては別の人が A lot of riddles are made by by non-native English speakers と反論していましたが、全世界向けの英語リドルを作る上でノンネイティブにやさしい問題というのは大きなポイントかもしれませんね。
その意味では、世界で一番使われているブロークンイングリッシュの使い手である日本人はもっと英語リドルの制作に挑戦してもよいと思うのですが、どうでしょう。

誰か他にやってみようという方はいらっしゃいませんか?

※なお、本記事中の ESCAPE GAMES 24 からの引用はすべて原文のままです。あしからず。

[10/04] パクチーハウスに行ってきたよ!

この前の土曜日 (10/1) に、家族にちょっとわがままを言ってパクチーハウス東京に一人で行ってきました。
テレビ・ラジオ他各種のメディアで取り上げられた、日本で初めての (現時点ではおそらくまだ唯一の) パクチー専門店です。
料理にはすべて、飲み物の一部にもパクチーが入っているという徹底ぶり!

客として行くのはこれで確か 3 回目なんですが、一人で行くのは初めて。
せっかくなので予約を入れずに (というか、思い立ったのが当日なので予約席がすでに満席 ^^;)、無予約専用の立ち飲みスペース「Public'S'peace」に挑んでみました。
テーブル代わりに樽が 3 つ (2011 年 10 月 1 日現在) 置いてあって、それを囲んで見知らぬ客同士が飲み食いするのです。

この日は人があふれるほどの賑わいを見せた Public'S'peace。15 人くらいいたでしょうか。
そんな中で隣にいた人が実は同郷だったことが判明するとか、予約席からの乱入者がいたりとか、交流スペースとしての Public'S'peace の魅力が満載でした。
お店のみなさんは当然大忙しなのですが、そんな中でもお客さんが自ら交流促進に努めていたりします。
「パクチーハウス」の名前からパクチーのイメージばかりが強くなりそうですが、このお店の真の魅力はここにある!
楽しかったですねぇ。行ってよかったです。

ところで、この日お店に居合わせた他のお客さんから「(お笑い芸人コンビ) ハイキングウォーキングの Q 太郎じゃない方」に似ていると言われました。
もしパクチーハウス内でそんな風貌の客を見かけたら、ためしに声をかけてみてください。
ただし、私本人はこの説を強く否定していますので、声をかけてもハズレの可能性が極めて高いです (笑)。


…よし。これで次回のパクチーハウスは飲食代が 5% オフだ!
よろしゅうございますかな店主様?


On Oct.1 I visited a restaurant called "Paxi house Tokyo", where all the dishes and some of the beverages contain coriander.
What is peculiar to this resutaurant is not only what they serve — guests are strongly encouraged to interact with other guests to become friends.
For guests without reservation "Public'S'peace" is available, where barrels are used as tables for stand-up eating, and where guests share the space as if they were old friends.
Again, this is a "restaurant for interaction" — visit Paxi house when you come to Tokyo!
For details contact the restaurant: http://paxihouse.com/tokyo/access.html

[12/27] その発想はなかったよ

私が作っているリドルゲーム「ナオのリドル10題」シリーズでは、Vol.09以降で「わからないときは作者にきいてみる」というシステムを導入しているため、お問い合わせのメールやツイートもときどきいただきます。

そんな中、ある方からこんな問い合わせが。

Vol.10の1問目って、答えはニート彗星じゃないんですか!?」

…飲み物を飲んでいる最中じゃなくてよかった(笑)。

これは極端な例ですが、出題者が予想しなかった考え方をする人がときどきいておもしろいです。
Vol.10やVol.11の最終問題でも、こちらの意図しなかった形ではまり込んでいる人が多数。
リドル出題者としての楽しみのひとつです(笑)。

ちなみにニート彗星とはこんな彗星です。よくご存知でしたよねこんなの…


Some of those who play "my online riddle games ask me for solutions when they get stuck.
The funniest question I received so far is about "ナオのリドル10題 Vol.10" (the Japanese version which corresponds to "Nao's sticky riddles — vol.03"):

"I'm stuck at the first page. Isn't the answer Comet NEET (ニート彗星)!?"

Hahaha, no girl, it's not that... (and the comet's name is Comet NEAT)

Just as she did, some challengers try to go a way which I never expect... That's a very interesting experience that I can have as a riddler!