2008年11月

出産レポート (2) - 直前までの様子・病院編 [11/11]

<注: 以下、妻から寄せられた簡易レポートをもとに作成しました。>

さて。陣痛を待たずに入院し、午後の検診を終えた妻。
夕方に何やら陣痛のようなそうでないような痛み。前駆陣痛だろうか・・・?

夜、食事 (病院の正規食と、こっそり持ち込みのおやつ ^^;) をすませ、歯をみがく。
このあたりから痛みが本格化。おお? 予想外に早いけどどうやら正真正銘の陣痛らしいぞ。

夜 8 時を過ぎたあたりからさらに激しい痛み。間隔もずいぶんと短くなってきました。
そして夜 8 時半頃、妻はとうとう「家族を呼んで!」と病院スタッフに頼みました。
しかし返ってきた反応は「えー、まだまだ生まれないと思いますよー?」

「でももう陣痛 2、3 分おきなんですけど m(_ _;)m」
えぇーーーーっ!!?
普通ならこうなるまであと数時間はかかるものだそうで、予想をはるかに超える急展開に病院スタッフはあわてて走っていきました。

その後、陣痛室へ移動・・・のはずが、お産ラッシュで陣痛室はすでにいっぱいだったので、いきなり分娩室へ移動。
そしてその後しばらく 1 人で放置されていました。
後からわかったところによると、痛み逃がしがうますぎて (苦笑) はた目にはあまり苦しそうに見えなかったので、「うん、やっぱりまだ生まれないよね」と思われていたようで・・・

(続く)


出産レポート (3) - いざ本番

自宅の電話がなったのは、太郎冠者を寝かしつけ、荷物の準備を始めようとしたそのときでした。
時刻は午後 9 時を少し過ぎた頃だったはず。

「はい?」
『***病院産婦人科ですが、○○さん (妻の名) のご主人でいらっしゃいますか? 陣痛が始まりましたので今すぐ病院まで来てください』
「は? ・・・あ、はい、わかりました」

これは予想外に早い!
大あわてで荷物をまとめ、太郎冠者を起こし・・・ても起きないのでベビーカーに放り込み、タクシーをつかまえて、病院へ。

妻はすでに分娩室におり、後から合流した妻の母と、道中で目を覚ました太郎冠者と、そして私の 3 人で、いざ出産立会いです。
太郎冠者は幼少ながらも母親の手をとって「おかあさんがんばれー」と声をかけたり、うちわであおいだりと、立会人の役割をしっかり果たしていました。
ただ時間がたつとさすがに退屈になってくるのか、はしゃぎだしてしまうのですが (苦笑)。

ふと見ると枕元にウ○ダーインゼリーやらシリアルバーやらが置いてある。
「・・・何か食べるか?」
「(首をしっかり横に振りながら) いらない」
「どうした? 食べられないのか?」
「さっきチーズワッフル 4 本食べた」(大笑)

夜 10 時を過ぎたあたりから、だんだん妻が出す声も大きくなってきました。
するとその大声を聞いて病院スタッフがかけつけてくる。
「そうか〜大声を出せば誰か来てくれるのね (~ー~)」
以後妻はこれを悪用していました。おぬしもワルよのぉ。

その後しばらくで、子宮口はほぼ全開・・・のはずが、どうも次郎冠者くんが下におりてきてくれる様子がない。
助産師さん「いきみたい感じありますか?」
妻「いやーないですね・・・」
助産師さん「まだ上の方にいるときにいきんじゃうと赤ちゃんが苦しくなっちゃうので、もうしばらくこのまま我慢しててください」
妻「えー??」

それからしばらくしてついに破水。そしていきなりいきみたくなった妻。
「いー きー みー たー いーーーーー!!!!」
あわててやってくる助産師さん。急いで出産体勢に。
「はいいきんでー、上手上手ー」

そうこうしているうちに、
「はーいもう肩まで出てますからねー」
あれ? 頭はいつのまに出ちゃってたの?? ひょっとして超スピード展開??

さあここからクライマックスに・・・と思っていた矢先
「おぎゃーーー」

うわもう出てきたよ! 早いな!
太郎冠者が生まれたときの難産風景を見ているだけに、このスピード出産は何だか拍子抜け (^^;)
でも次の瞬間、私と太郎冠者は抱き合って (というより私が一方的に抱きしめて?)、次郎冠者の誕生を喜んだのでした。

我々立会人 3 名は出生直後の身体測定にも立ち会ってきました。
小さめではないか、という当初の診断結果に反し (それともラストスパートをかけたのか)、体重はほぼ 2700g。安心できる水準にはなっていました。

この時点でもう夜更け (出生が午後 11 時過ぎ) だったので、とりあえず私は太郎冠者を連れて帰宅の途についたのでした。

一応「出産レポート」はここで終わりです。
いやーしかし、ごく普通に生まれてくることがこれほどありがたいものとは!
太郎冠者にもいい経験になったでしょうか・・・でもいつまで覚えていてくれるかな?


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