あるとき、首都圏在住の友人とかわした会話。
友人「ナオって出身どこだっけ?」
ナオ「石川県」
友人「だよな、でもあんまり方言出ないな」
ナオ「最初は東京でもしゃべってたんだけどさ、一度『ときどき何て言ってるかわからないことがあるよ』って
言われたことがあって、それ以来こっち (首都圏) ではなるべく抑えてる」
友人「えー? でも方言だって味があっていいじゃないか」
これに対する私の答えは
「でも言葉ってのは相手に通じなかったら意味がないからねぇ」
このときはあまり深く考えずに言ったのですが、結構重要な問題にかかわることだと気がついたのは
だいぶ後になってからでした。
重要な問題というのは、言葉の使い方として優先するのは「自分のスタイルを貫くこと」か、
それとも「相手に理解してもらえるような言葉を選ぶこと」か、という問題です。
うまく両方が一致すれば一番いいでしょう。でも一致しない場合、優先すべきはどちらか?
・・・正解はもちろんありません。「相手に通じなかったら意味がない」というのはあくまで私の個人的な見解です。
ただ、どちらを選ぶにせよ、それに伴い生じる不都合は覚悟しなければいけません。
前者を選べば、それはつまり「わかる人だけわかればよい」ということだから、わかってくれない人が多くても文句は言わない。
後者を選んだ場合、「こんなのは自分の言葉ではない」という不満が募るでしょうが、そこは割り切ってもらうしかない。
あなたはどちらを選びますか?
セルバンテス文化センターは、スペイン語およびスペイン語圏文化の普及を目的としたスペイン国営の施設です。日本では東京都千代田区にあります。
この東京での開業は 2007 年 9 月。その当時すでに情報はキャッチしていましたが、計画中で未整備の施設もあることからしばらく行ってみるのを見合わせていました。
で、先日、初めて行ってみました。
・・・といってもスペイン語コースも文化コースも受講していない純粋な外部人の私が入れる場所なんて、図書館と書店とカフェぐらいしかないんですが。
書店には、原書はもちろんのこと、日本語での辞書や学習書の類も置いてあります。
本に目を通すためのイスも設置されています。
図書館は、「今後 5,000 部ほどの蔵書を保管し、40,000 部まで部数を徐々に増やしていく予定でございます」というのがオープン時の情報だったのですが・・・うーんまだほとんど増えてないですねぇ。
現在の蔵書は辞書や学習書あたりが中心のようです。からっぽの本棚がずらりと並んでいるのがちょっとむなしい・・・
で、7 階にあるはずのカフェはというと・・・
かなしいかな、そもそも 7 階へ行けないようになっていました orz
1 階の館内案内でも 7 階の部分だけ伏せられていました。つまりまだオープンしてないのですね。
残念ながら、受講者以外の一般スペイン語学習者にとっては、書店を除けば魅力的な場所とはまだまだ言いがたいというのが現状です。
今後の拡充に期待!
さて、スペインのセルバンテス文化センター本部では、オンラインのスペイン語学習システム「AVE」を開設しています。
一応「スペイン語の知識がゼロの人でも OK」ということになっています (授業の指示や説明を母語で受けることができる・・・らしいのですが、具体的にどんな形式かは未確認です)。
無料のレベルチェック (スペイン語「PRUEBA DE NIVEL」、英語「PLACEMENT TEST」) もあるので、興味のある方はぜひどうぞ。
ただ、このレベルチェックはどの言語でのメニューから入っても全部スペイン語で行われるので、スペイン語未経験の方は指示文を読むのが大変かも。
もちろん、辞書なしで挑戦してみてくださいね。
私もちょっと挑戦してみましたが、最初の「Vocabulario y estructuras」(語彙と構文) セクションだけで面倒くさくなってやめました (笑)。
ただ、出題数は「正答率に応じて 30 〜 60 問の間で変動する」とあり、私の場合は最後の 60 問目まで出題されました。
これはレベルが高いと判断されているのか、それとも・・・
もし、全部やってみた! という方がいらっしゃいましたら、ぜひレポートをお寄せくださいませ。