2006年12月15日

子供の生活習慣は大丈夫?

前回 (11 月 16 日号) の記事で子供の生活リズムについて触れましたが、その後こんなサイトを見つけました。

『見直そう、親子の生活習慣』 (東京都教育庁)

タイトルそのまんまのサイトなのであまりここで紹介することもないのですが、このサイトの中にある「親子の生活習慣チェック」はぜひやってみていただきたいと思います。
お子様がいらっしゃらない方でも、「自分だったらどうするかな」と想像しながらやってみるといいでしょう。

我が家は「ピンクが 1 個以下 黄色が 2 個以下」でした。多分、これが最優良クラスなのだと思います。
我が家はたまに親が子供に起こされることがあるので (苦笑)、子供の生活リズムはさしあたって心配することはなさそうです・・・


スペイン語の小数点と桁区切り

当サイト内にある「スペイン語を勉強する人に 50 の質問」の設問22〜23で、当初は「スペイン語の小数点はカンマ、桁区切りはドット」と書いていたのですが、これに対して「少なくともメキシコでは小数点はドット、桁区切りはカンマ」との指摘がありました。

Wikipedia の「小数点」の項を見ると、確かにメキシコからパナマにかけての中米地域について「小数点はドット」と紹介されています。

そこで、一番信頼できそうな筋として、スペインの王立スペイン語アカデミーのサイトでこの件に関する情報を探してみました。
すると、ありました。COMA (カンマ) に関する説明の「4. USOS NO LINGÜÍSTICOS」(文章以外での用法)

曰く、「(スペイン語としての) 国際標準表記では整数部分と小数部分を分ける記号としてカンマを用いる」 (la normativa internacional establece el uso de la coma para separar la parte entera de la parte decimal) とのこと。ただし「南北アメリカ大陸のスペイン語圏の一部の国など、英語と同様にドットを使うのが一般的な地域もある」 (también se acepta el uso anglosajón del punto, normal en algunos paises hispanoamericanos)、との注意書きもあります。
標準はあくまで「小数点はカンマ」ということのようですが、一般用法としては「小数点はドット」の地域もある、ということですね。

じゃあ、桁区切りの方はどうなのだろう。今度はドットに関する説明を探してみました。
すると、王立スペイン語アカデミーのサイトの、ドットに関するページの 5.2 項にそれを発見。

これによると、「桁区切りにはドットを使用するのが一般的」 (es práctica común en los números escritos con cifras separar los millares, millones, etc., mediante un punto)、ただし「小数点にドットを使う地域では桁区切りにカンマを使用」 (una coma, en los países en que se emplea el punto para separar la parte entera de la decimal)」、となっていました。

なるほどなるほど、と思っていたらこの後に驚愕の記述を発見。
なんと、「国際標準表記ではドットもカンマも使わないよう定められている」 (la norma internacional establece que se prescinda de él) 上に、「52 345 や 6 462 749 などのようにスペースを使うことを推奨している」 (cuando constan de más de cuatro cifras se recomienda separar estas mediante espacios por grupos de tres, contando de derecha a izquierda: 52 345, 6 462 749)、というのです。
ただ、前述の通りあえて「ドット (またはカンマ) の使用が一般的」とあるところからみると、現実にはこの表記法はそれほど多くは使われていないようです。

というわけで、やはりスペインなどでは「小数点はカンマ、桁区切りはドット」、メキシコなどでは「小数点はドット、桁区切りはカンマ」というのが最も一般的なようで、各国の経済ニュースの Web サイトで数値表記を見てみるとその様子がうかがえます。
スペインの例 (右側、IBEX 35 の項) / メキシコの例 (右側、MERCADOS の IPC の項)

そんなわけで、「50 の質問」の設問 22 と 23 の文面は、現在では変更してあります (スペースによる桁区切りについてはふれませんでしたが)。
スペイン語の小数点や桁区切りについては、そういえばちゃんと教えてもらった覚えはないし、小学館の「西和中辞典」でもスペイン式表記しか紹介していない (専門用語集「数詞」の項) ので中米地域の現状までは今まで知らなかったなぁ・・・。
今お読みのこの文章が、スペイン語学習者の皆様のお役に立てれば、幸いです。


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