2005年11月15日

皇統継承 : 掟破り vs. 掟破り

男子皇族の断絶の危機に伴い、皇室典範改正が議論されています。
現在の所「女系天皇容認」との声が大勢を占めているようですが、「宮家復活による男系継承」の声も根強くあるようです。

某皇族が私的発言として、女系天皇について「男系継承の伝統を簡単に変えてよいものか」と言ったそうですが、では宮家復活だったら伝統に沿うのでしょうか?

旧宮家の家系に属する男性が今どれだけいるのか私にはわからないですが、仮に宮家を復活させて男子に皇位を継承させるのであれば、現在の男性皇族が全員逝去した後、ということになりますよね。
その頃は、旧宮家の方というのは「皇籍離脱二世・三世」といった方々になるはずです。

ここで、無視されている伝統があります。
それは『「皇籍離脱二世」以降の人間が皇籍復活して天皇になった例はただの一度もない』。
要するに、源氏や平氏が天皇になったことはない、ということですね。
源氏から天皇になった唯一の例が宇多天皇ですが、この人は「皇籍離脱一世」(つまり出生時は皇族) です。

その意味では、皇籍離脱した旧宮家の人を皇位につけることも、伝統に沿うとは言えません。
いずれにせよ、現在は前例のない事態。伝統にこだわってばかりはいられないようです。


人は城、人は石垣、人は堀

「マンションみらいネット」、というものをご存知でしょうか。
財団法人マンション管理センターが運営するシステムで、各マンションの管理状況をデータベース化し、マンション購入希望者や既存の所有者が随時インターネットで閲覧できるようにする、というものです。 詳細はこちら → マンション管理センターのサイト

実はこのシステム、まだ本稼働はされていません。そのため、試験運用のためのモニター募集が先日行われ、私が住むマンションの管理組合にもその案内が届きました。

というわけで、急きょ管理組合の役員会が招集されました。このときは私も役員に名を連ねていましたので、当然出席です。で、その結果、
「どの文書が登録されていて、どの文書がまだ登録されていないかを確認するには、インターネットで登録状況を閲覧するしかないと思われるので、管理組合側でインターネットを使用できることが事実上の必須要件となっている」
などの理由で、全会一致で否決 (!) されました。

つまり、・・・うちのマンションの管理組合役員でインターネットを使える人間が、私しかいないんですね (笑)。
しかも、役員は短期のうちに交代してしまうので、次期以降の役員のことも考えると・・・やっぱりあきまへんなぁ (苦笑)。
そんなわけで、私が率先して否決の方向へ話を進めさせました (^^;)。

今回の教訓 :
『どんな立派なシステムがあっても、それを使う人間の側の体制が整っていなければ、意味がない』
タイトルの「人は城、人は石垣、人は堀」は武田信玄の言葉として有名ですが、この言葉はまさにこのことを指しているのではないかと思います。


日本人の名前の意味

・・・を教えてくれ! とか、私の名前は日本語でどう書くの? という質問が、最近見つけたスペイン語のブログ「NIPOBLOG」でよく寄せられているようです (開設者は私ではありません、念のため)。
このブログのトップページにある注意書きを見ると、その類のコメントはお断り! と書いてあるのですが、最近でもやはり多いようです。

そこで、日本人の名前の意味について、私がコメントをしてみました。開設者の方はそれを 13 日付の日記 (原文はこちら。私の投稿で欠落していたアクセント記号を補完していただいているのですが、なぜか疑問詞のアクセント記号だけ欠落したまま ^^;) の本文中で紹介してくださいました。
要旨はこんな感じです。

日本人の名前の意味を答えるのは非常に難しい。
まず、ごくまれではあるが、ひびきの良さだけで名前をつけたため特に意味がない場合がある。
また、名前の「音」に意味を持たせてある場合と、使用している「漢字」で意味を持たせている場合がある。さらに漢字にいたっては同音異字が山ほどあるので、字を見るまでは意味はわからないのだ。

これを紹介していただいた後で、コメントをつけてみました。

日本では、新生児に既存のよく知られた名前をつけることは当然できますが、新しい名前を作ってしまうこともできます。だからたまに「わけわからん」という名前が作られることがあるのです。

今この文章を書いている時点ではこれに対するコメントはありませんが・・・「NIPOBLOG」の読者の方々は日本人の名前をどう思われることでしょうねぇ。


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