2004年3月15日

武士道とは!?


「武士道とは死ぬことと見つけたり」。有名な「葉隠」の冒頭です。
以下このことについて「葉隠」ではいろいろ続いているようなのですが、実際に読んだことはないので、とりあえずこの文だけから感じたことを書きます。

まあ、実際のところ、戦において敵を倒すのが武士の務め。倒しきらないうちに自分が死んでは意味がないのですよね。
というわけで「本当に死ぬこと」が大事なのだとは私はもちろん考えません。

ただ、戦場において、敵を目の前にして死への恐怖やその他いろいろな思いに心がとらわれると、それは体の動きをも鈍らせすものです。瞬時の行動判断ができませんから。
それでは逆に危険なわけです。

というわけで、こういったさまざまな想念をとりはらい、心を解き放つことが、大事ということになります。
「武士道とは死ぬこと」というのは、そうした「生きていればこその雑念」を捨てることだと、思っています。決して、「生きることをあきらめる」ことではありません。
要は「前へ進むために邪魔な荷物を放り捨てること」です。
邪魔なものがなくなると、結構視野がひらけてくるものですよ。突然人ごみをぬけたような感じだと思います。

なんか、難しそうなことを書いてしまいました。
もうちょっと簡単なレベルで話をすると、壁にぶつかって困難に直面したときほど、ちょっと立ち止まって一息つき、心の中をまっさらにしてみるのが重要になるという話です。
「そんな悠長なことをしている余裕はない!」というときに、あえてそれをしてみるのです。
意外と、ぶつかった壁の端の方が低かったり、思わぬところに穴があいてたりするのが目に入るかも知れませんよ。


2回目の還暦


長嶋茂雄氏が還暦を迎えたときに「初めての還暦」とおっしゃったそうです。
還暦が2回もあるんかい!というツッコミが当時あいついだようですが、さて実際のところは・・・

そもそもなぜ60歳のことを「還暦」というのでしょうか。
暦には「十二支」の他「十干(じっかん)」という表し方もあります。
甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)、戊(つちのえ)、己(つちのと)、庚(かのえ)、辛(かのと)、壬(みずのえ)、癸(みずのと)の十種類です。

で、例えば年などを、この十干と十二支の組み合わせで表現していくわけです。一年進むごとに、十干と十二支のそれぞれが一つずつ進んでいきます。
甲子(きのえ・ね)→乙丑(きのと・うし)→丙寅(ひのえ・とら)→丁卯(ひのと・う)→・・・

するとどうなるか。10と12の最小公倍数は60。つまり、60年たつと、同じ十干十二支の組み合わせが戻ってくるのです。
このため、60歳のことを「還暦」(暦が戻る)というのです。

ということは。
さらに60年、つまり120歳になるとまた同じ十干十二支の組み合わせが戻ってくる!つまり「2回目の還暦」!!
さすがはミスター。120歳までがんばるとの決意!がんばれミスター!!全国の老人たちのために!!!

ちなみに、672年の「壬申の乱」は壬申(みずのえ・さる)の年の出来事なのでそう呼ばれます。
幕末・明治初期の「戊辰戦争」(1868年)も戊辰(つちのえ・たつ)の出来事なのでこの名前がついてます。
そして今年は甲申(きのえ・さる)です。

私の生まれた年の場合だと・・・おっとっと、これでは年齢が(多分)ばれてしまう。
ちなみに本日、2004年3月15日は私のn歳の誕生日です(nは22以上の自然数)。

・・・が、さっそく気力を消耗しているので(苦笑)、今日はここまで。


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